転職に関するおすすめ書籍紹介
こんにちは
SUNNEXT 転職エージェント 島木です。
私は転職をお考えの皆様のキャリアアドバイザーとしてお力になるために、日々、You Tube動画や書籍をチェックしております。
これまで、SUNNEXTのブログは求人のご案内が多かったのですが、これからはこういった転職に役立つ情報も発信していけたらなと思っております。
本日ご紹介するのはこちらの本です。
高度経済成長~バブルの頃の日本企業を支えた雇用制度は『年功序列』と『終身雇用制度』でした。
企業は定年までの間、ずっと労働者を雇用し続け、在籍期間に比例して給料も自動的に上がっていく仕組みです。
この制度により「企業戦士」と呼ばれるほど、「会社のために頑張ろう」という社員を育てることができたのです。
まさに『会社は家族同然』という時代だったんですね。
しかし、バブル崩壊と長引く経済の低迷により、企業はこの雇用制度を維持することが困難となりました。
そのため、大量のリストラ問題が発生し、労働者の会社に対する帰属意識はどんどんなくなっていきました。
つまり、多くの労働者が「どうせいつ会社の都合でリストラされるかわからないのだから、こっちだって他にいい仕事場が見つかればいつでも転職しよう」と考える時代に入っていったというわけです。
そうした時代にあって、特に若者の企業定着率は著しく下がっており、企業が人材育成のための多額の資金を投資しても回収できないといった時代になりました。
マンツーマンで指導員までつけて、多額の研修コストも使っているのに、戦力として育つ前に会社を辞めていくのです。
企業側としては非常に困った状態ですね。
そのため、昨今の企業では『新人を育てること』よりも『即戦力の人材を求める』傾向にあります。
人材育成にかけていた資金を『有能な人材を確保するための資金』に当てる時代になっているのです。
つまり求人やヘッドハンティング、スカウトといったところに多額の資金を投入しているのです。
そうした就職状況・採用状況の変化の中で、求職者はどのよう方法で適職を見つけていく事が必要なのか?
それを教えてくれるのがこの本です。
●『終身雇用』から『ジョブ雇用』へのチェンジ
●『応募する』ではなく『タグ付け』して『見つけてもらう』時代
●『発信し続ける』
面白そうなキーワードが並んでおりますね(笑)。
おそらくこれまでの転職関係の本ではなかった斬新な切り口だと思います。
しかし、検索と個人での発信が当たり前になってきている現代においては至極真っ当であり、避けては通れない方法だともいえます。
「本を読むのはちょっと・・・」
という方はこちらに解説動画ありますので、御覧ください。
人材紹介SUNNEXTはあたなたの転職をマンツーマンでサポートします。